第310回例会報告

6月27日(火) 第310回例会が行われました。

今回はテーブルトピック4題と、4名の準備スピーチ/論評が行われました。また、1名の新入会員入会式と、前期役員の離任式・今季役員の就任式も行われました。

時間の関係上、今回はテーブルトピックスはなしです。

準備スピーチの部では、以下のようなスピーチが行われました。

 

1. CC#1 アイスブレーカー Kさん 「笑顔って大事ですか」

数年前、Kさんは以前フィリピンに語学留学をしていました。そこには19歳ながらとても堂々としたチュニー君という運営スタッフがおり、素晴らしい笑顔とホスピタリティーを持っていました。Kさんは彼がトーストマスターズに所属している事を知り、その存在を初めて知りました。その後、現在の仕事を続けるか転職するか迷っていた際、勤務先の社長から”英語よりも人を笑顔にできることのほうが重要ではないか”と言われた時、チュニー君の事を思い出しました。このため、Kさんはトーストマスターズへの入会を決意したというアイスブレークスピーチをいただきました。

 

2. CC#3 ポイントを押さえる Iさん「重荷の価値」

Iさんには少し手が震えるという持病の症状がありました。命に係わるほどのではないものの、体への直接の影響よりも、心を弱らせる悩みの種でした。しかし誰しも多かれ少なかれ悩みを抱えているものです。徳川家康は”人生は重荷を背負いて、長き道を行くが如し”と言いましたが、重荷があったからこそ偉業を達成できたのかもしれません。心の持ちようで重荷の意味も変わり、また、人の見方も変わってくるとスピーチいただきました。

 

3. CC#8 ビジュアルエイド Hさん 「人生は〇〇の連続である」

“人生は交渉の連続”である、ということで交渉の場でのポイントについてスピーチいただきました。交渉は基本的には相手に利益を与えることが必要になってきますが、この利益は痛みを伴う利益と痛みを伴わない利益の二種類に分けられ、いかに痛みを伴わない利益の割合を多くするかが交渉の成功と失敗を分けるものであるそうです。ある会社がミスをした場合の損失補填という例を、ホワイトボードを使ってこれらのポイントを図示しながら説明いただきました。

 

4. AC楽しませるスピーチ#2 楽しみの題材 Iさん 「現代版アリとキリギリス」

“アリとキリギリス”の話がありますが、もし現代ならキリギリスは生活保護を受けられるのではないか、色々な疑問が浮かびます。そもそも話の原型は、元は”アリとセミ”という紀元前のギリシャの話だったそうですが、セミのいない北ヨーロッパに伝わる過程で、セミがキリギリスに作り替えられたたそうです。ですから、現代でも現状に合わせて話が作り替えられてよいのはないか… ?そんな発想からアリはブラック企業の社員だったり、キリギリスが就職活動を始めたり…など意外な発想でのユーモアスピーチをいただきました。

  

ベスト論評賞はOさん、ベストスピーカー賞はKさんでした。

おめでとうございます!

 

なお、こちらが今期の新役員です

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【次回例会のご案内】

■第311回 通常例会
日時: 7月11日(火)19:30 – 21:15
場所:
IKE・Biz としま産業振興プラザ 第3会議室

ご見学は無料です。メンバー一同でお待ちしております。
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★トーストマスターズとは・・・・
スピーチを通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ非営利の国際教育団体で、全世界135カ国、33万人の会員が参加しています。日本には172のクラブがあり、約4000人の会員が所属しています。

★響トーストマスターズクラブとは・・・・
池袋で活動する日本語のトーストマスターズクラブです。第2・4火曜日に、19時30分から21時15分まで定例のミーティングを行っています。人前で話すことが苦手な方、コミュニケーションスキルを向上させたい方、私たちと一緒に学びませんか?ご見学大歓迎です!お越しをお待ちしております。