新たなリーダーシップへの挑戦 第484回例会

例会後の写真

7月、響トーストマスターズクラブは新たな期の始まりを迎えました。トースタークラブは7月にスタートして、来年6月に期末を迎えるという一年間のサイクルで活動しています。

トーストマスターズクラブには特定の先生はいません。その代わりにみなさんの成長を助けるのはトーストマスターズクラブのマニュアルとクラブメンバーのサポートです。そして、クラブメンバーのサポートの中心になるのがクラブ役員です。

クラブ役員は響クラブの運営をサポートするメンバーで、新体制とは新たなクラブ役員によるスタートのことを指します。今後一年間彼らを中心に定期例会が行われます。

例会の振り返り

新会長Kさんの冒頭の挨拶

例会の冒頭の挨拶はいつも会長が行います。今回は会長に就任したばかりのKさんが緊張した面持ちで始め、会員の拍手によって温かく歓迎されました。

スピーチの部では、3本とも新役員が担当しました。一本目は「R18指定スピーチ」というタイトルで、Tさんが大人のジョークが満載のユーモアスピーチ。

二本目はアメリカ人スピーカーのYさんが日本での仕事経験を振り返るスピーチ。

三本目は、先ほど紹介したKさんがスライドを用いた今期の所信表明演説。

いずれも新役員が魅力的なスピーチを行ってくれて、今期の盛り上がりを予感させてくれました。

リーダーシップ力がスピーチ向上を高める

トーストマスターズクラブでは、役員がリーダーシップを発揮して、クラブを盛り上げ、会員一人ひとりの成長をサポートします。

このシステムは、話し方教室では体験できないユニークなものです。私は当初、なぜスピーチスキルの向上に、リーダーシップが必要なのか理解できませんでした。

しかし、役員を歴任すると、その印象は変わりました。サポート力が鍛えられると同時に、人前で話すことにも自信が持てるようになりました。人に働きかける機会が増えたことやクラブの運営を支える責任感の芽生えが関係するのかもしれません。

言葉の力は、相手に寄り添い、同じ目標を共有し、鼓舞する経験を持つことで力を帯びます。もっと上手に話したいなら、リーダーシップについても考えることが重要です。トーストマスターズクラブにはそのための要素が詰まっています。

新会長Kさんの思い

先ほど紹介した新会長のKさんは、まだ入会3年目ですが、会長を経験してみたいと手を挙げました。Kさんが会長になる決意をしたのは、仕事力アップを期待してのことです。会社では会議を仕切ることも多いというKさんは、普段の振る舞いに物足りなさを感じていて、もう少しリーダーらしくできないかと思っていたといいます。

響クラブの会長の振る舞いを見て、Kさんもその役職につけばスケールアップできるのではないかと。過去の会長が例会でのスピーチやイベントの進行を通じて、メンバーを一体感で包み込む姿を見て、自分もそうなりたいと思ったのです。

役員就任の効果

先ほどスピーチの部で紹介したYさんも役員就任には不安がありました。多忙のために、定期的な出席も怪しく、役目を果たせるかと心配したのです。しかし、今回例会では誰よりも早く会場に入り、当日のスピーチの準備を行っていました。役員就任が意識を変えたのではと私も嬉しかったです。

新たなリーダーを育てるクラブ

常に新たなリーダーを育てるクラブは、多くの人を成長させます。ぜひみなさんも響クラブでご自身を成長させてみませんか? 会員みんなが楽しく、でも真剣にその場でトライする姿に刺激を受けるはずです。

響トーストマスターズでは一緒にスピーチを学び、お互いを高め合う仲間を募集しております。
見学希望の方はこちらの申し込みフォームからお願い致します。
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