“スピーチ”という言葉を人生でもっとも連呼した夜:響クラブ第493回例会レポート

この日は、ZOOMのミーティング作成がうまくできてなかったようで、10分遅れとなりました。

例会の開始

もう師走ですね、ということで、 陰暦一二月の異称の由来についてK会長から語られた後、今日の例会が開始されました。

今日の言葉は、響クラブの鬼軍曹Tさん。今日は「スピーチ」という言葉で、一人30回以上、全体で50回以上言うようにしましょうということになりました。更に誰が一番言ったまでカウントする新しい試みです。

TMOEは、前期エリアディレクターを努め、もはや響クラブの枠に収まりきらない活躍を今も続けるTさんです。

役割説明

計時係、集計係は二年目に入会したHさん。ダブルロールも何なくこなします。「ポチっと」という説明が、私にはタイムボカンシリーズが頭をよぎりました。

ベストスピーカー賞は、単純に良かったスピーチを選ぶのではなく、一番プロジェクトに沿った内容をスピーチした人に投票するんだよ、とTMOEが補足すると、一部からは「そうなの?」という声が上っていました。そうなんです。

えーとカウンターは文化人Nさん。響クラブでは「えーと」といったフィラーワード(言い淀み)に、加えて今日の言葉もカウントします。冒頭に説明したとおり、今日は「スピーチ」を誰が一番言ったのかまで、正確にカウントしなければなりません。既にかなりの数言われていました。

文法係は、師走でなくてもずぅぅぅっと忙しいTさん。急な役割へのアサインであったのに、淀みない役割説明に驚かされました。

記録係は、今日、総合論評を努める私Tが担当しております。

テーブルトピック

就活でも、会議での急な名指しにも慌てないようになれる、そんな訓練が出来るのが、このテーブルトピック。今日の言葉を担当したT鬼軍曹が「スピーチについて」をテーマにイジワルな質問をしていきます。

TMOEも事前にメールで言っていましたが、今日はスピーカー以外は全員当てる上に、Tさんが出題ということで、いつも以上にベストテーブルトピック賞には価値がありますよ!

  1. 準備スピーチのネタ探しをどのようにやっている
    • 誰もが知りたがっているこのお題は、その日のスピーチ指名であっても何なくこなすIさん。気分転換を図ることで、ネタが浮んでくるとのこと。
  2. スピーチの作成で困ったこと
    • このお題はHさん。いつも困った、やりたくねーと思いつつ打診されると「やりまーす」と答えてしまうそうです。
  3. スピーチ練習はどこでやりますか
    • 駐車場で原稿を読んだり、人がいない場所で話したりするそうです。自分で決めた回数こなさないと止めないというのがストイックに思いました。
  4. tabletopicsで気を付けていること
    • これは記録係のTが指名されました。原稿なしで話をするのでフィラーワードが多くなりがちなので、スピーチの時より強く意識します。構成とか、内容を練っている暇がないので、オチ・ゴールを作ることに注力します。でも実際は適当に答えてます。
  5. スピーチ時のsignal(計時)に対しての工夫
    • Nさんが回答しました。当然ながら時間を気にしながらスピーチして、体内時計を頼りに時間内にスピーチを終えることに気を付けているそうです。
  6. 論評するときの工夫
    • こんな日はTMOEでも当てられます。Tさんが回答します。ニコやかに、具体的に、丁寧に褒めるそうです。
  7. 論評・コメントで嬉しかったこと
    • 今期エリアディクレターを努めますTさんが回答。いつもスピーチの後は後悔でいっぱいだけど、コメントを見ると暖かい言葉が書かれていて、励まされるというほっこりする回答でした。

スピーチ

「行きますか?お待ちかねのコーナーを」という前振りで、TOMEが場を更に盛り上げ、いよいよスピーチが始まります。

「向上心っていいことばかりじゃない」

一人目スピーカーは、Kさん。日本に来た当初など、普段、今後のキャリアアップなど頑張っていたが、考えを緩めて、試練を乗り越えなくても成長がある、悪いことではないと思うようになったとか。

リフレッシュ、気持ち楽にすることの大切さを教えてくれました。

「最後は○○」

二人目は、響だけでになくディストリクト76、日本のトーストマスターズにとっては無くてはならない存在のSさん。

野球大好きのSさんらしく横浜ベイスターズの日本一優勝を引用して、準備など全てやるべきことをやった後は、結局、気持ちの問題、精神論がものを言うんだとの内容でした。

論評

総合論評は、この記録係のTでした。

一人目のスピーカーKさんへの論評をK会長がしました。ストーリーテーリングのプロジェクトでありながら、聞き手が主人公となるようなスピーチで、ヨハンさんが主役と思えるスピーチと思えなかったので、プロジェクトと合ってなかったという論評が見事でした。

二人目のスピーカーSさんへの論評はマブダチIさん。互いの信頼関係があるからこその改善点多めの論評でした。チームスポーツである野球を引用しながら、Sさん一人で奮闘した話を持ってきたのはおかしいという指摘がなるほどと思いました。

閉会

今日「スピーチ」を沢山言ったのは仮想通貨だけでなくテーブルトピックでスピーチを連呼して稼いだIさん。

ベスト論評者も、同じくIさん、W受賞です。
ベストスピーカー賞は、響クラブでは初となるKさんです!!!
そして、いつもより価値あるベストテーブルトピック賞は、私Tが受賞することができました。

と、「今夜の言葉」がいつもと違った趣向で行われたということや、テーブルトピックがスピーカー全員に当たったということもあり、いつも以上(かも知れない)に楽しめた例会でした。

ここまで読んでくださったら、是非、高評価ならぬ見学の申し込みと、そして、気にいってもらえたらチャンネル登録ではなく、入会を検討お願いします。