2020年9月8日 第392回例会
本日の記録係はKkです。
暑さも一段落といった9/8、例会会場のIKE・BIZとZoomにてオンラインをつなぎ、ハイブリッド例会となりました。
開始時にZoomのトラブルはありましたが、会長のTkさんの開始の合図で始まります。
ゲストは、海外から1名、名古屋から1名の参加を頂きました。ありがとうございます。
<今夜の言葉>
先月入会されたNhさんが選んだ言葉は、「一転」です。
良い方向に変わるという意味の<心機一転>や、一回りする、ひっくり返るという意味にも使われます。
ここで会長からTMOE(トーストマスター)にバトンが渡され進行していきます。今夜のTMOEは、Iyさんです。
<役割説明>
■計時係
計時係は会長のTkさんです。計時係は、スピーチの時間を計測します。
■集計係
集計係は、ベテランのSyさんです。ハイブリッドですので、オンライン参加者と会場の参加者の投票を集計します。
■えーとカウンター
えーとカウンターは、Sdさんです。「えーと」とか、「あのー」といったスピーチに不要な言葉をカウントしていきます。
■文法係
文法係は、Itさんです。美しい日本語や、すばらしい表現をカウントします。
<テーブルトピックス>
今夜のテーブルトピックスマスタはTaさんです。お題は当日に発表され、即興スピーチ力を鍛えます。今夜のテーマは「読書」です。Taさんは、お題を出すだけでなく、そのお題に纏わる背景知識まで解説されていました。
■あなたは本をどこで買いますか?
Syさん:書店に行くそうです。理由は実際に本に触れることができるから。オンラインでは中身がわからなくて、買って後悔することもあるとのこと。(私もあります)
みんながオンラインで買うと、ますます本屋がなくなってしまうという懸念も示されていました。
■(文庫本がベネチアで生まれましたそうです。イタリック体も文庫本の大きさにはまるように作られたそうです。)あなたは、文庫本派ですが、新刊本派ですか?
Itさん:一長一短がある。単行本のほうが発売が早いので、好きな作家の本は、発売直後に新刊本で買う。購入時期によって文庫本を選ぶが、最近は老眼もあって新刊本が多いかも。
■(ポルトガルスペインの航海士が命がけの航海に誘ったのは、本だったそうです。)あなたにとって、自分がワクワクした本は何ですか?
Srさん:人生で本をちゃんと読んだことが無く、読んだ本は3冊。そのなかで、おすすめは、「有川浩著、塩の街」。塩が世界が埋め尽くすというSFっぽい恋愛小説だそうです。登場人物の自衛隊員のかっこいい姿に惹かれたそうです。
■みなさんに、おすすめの本を紹介してください。
Itさん:基本的には本を読まないので、すぐに浮かばないが、世の中がどうなるかを教えてくれるような本、経済の本がいい。近頃はマンガを使ったわかりやすい入門書がたくさん出版されているので、そういった本がおすすめとのことです。
<準備スピーチ>
今夜はスピーチ3本です。(オンライン2本、会場1本)
■「たねからできるタネ、固定種とF1種の違い」 Amさん
夏はスイカの季節です。スイカの種を蒔けば、またスイカが食べられる、子供のころ思った事だと思います。というエピソードは、だれでも経験があるのではないでしょうか。お仕事で農業をやられている立場から、種には固定種(在来種)とF1種(交配種)2種類あり、その違いについて説明されました。
Amさんの畑では、固定種を植えているそうです。その土地で育ってきた種=固定種は、その土地の風土にあった野菜が育つ。そして伝統野菜がもっと流通させたいという思いを述べられていました。
■「ためになる勉強」Bhさん。
義務教育では、興味のない科目も勉強しないといけないが、もっと為になる勉強法はないか? BhさんはそれをOutput主体の勉強法だと言います。
マルチリンガルのBhさんは、語学を教える際に、「毎日5分間使って文を書いて提出する」という宿題を出すそうですが、ほとんどの人ができないそうです。
やりたいことを明確にして、解決策を考えることが重要。従来の勉強法でなく、21世紀らしい方法をみつけよう。というメッセージでした。
■「謎解きの魅力」Itさん
最近「謎解き」にはまっているそうです。奥様と参加した「地下謎への招待状」の体験についてでした。ガイドブックにかかれたMISSIONに従い、手持ちのアイテム、柱の表示、ガイドブックの3つを見比べて、謎を解いていきます。、その様子をスライドを使って、具体的に説明されてました。
謎解きの魅力は、1.発想力が必要、2.童心に帰れる、3.一緒に行った人と喜びを共有できる。ということです。
<論評の部>
■「たねからできるタネ、固定種とF1種の違い」論評者はSkさん:
プロジェクト目標に沿ったスピーチだった。
良かった点:
1.現物を見せて説明したこと。(特にスイカは驚きました)
2.身振り手振りが伴っていた。
改善点:
1.専門的な内容だったため、スライド等を使って、知識を補完すると、さらにわかりやすかったのではないか。深谷のネギは食べてみたい。
■「ためになる勉強」論評者はTaさん
良かった点:
1.スピーチの構成がしっかりしていた(序論、本論、結論)
2.メッセージが最後に明確に伝えていた
改善点:
1.本論の中で吉田松陰の簡単な説明がほしかった。(時代背景、活躍した場所、弟子 etc)
2.聴衆がスピーチを消化する前に、次に入ってしまうことがあり、問いかけを入れるという工夫をすると、聴衆もより楽しめる
■「謎解きの魅力」論評者は、Nsさん、
テーマから、大変興味を引くスピーチだった。前回のスピーチのフィードバックが、「自分のリアルの体験を入れるとよい」だったので、そのが実現されていた。
良かった点:
1.自身の体験を具体的にスピーチされて、聴衆も引き込まれた。投げかけの言葉があった。
2.テーマが一貫していた。
改善点:
1.行こうかなという気になったとき、どんなイベントがあるか、紹介してほしかった。
<総合論評>
総合論評は、Itさん。
ー開始時にZoomの準備でバタバタしてしまった事は改善が必要。
ーTMOEは時間が押していたが、リカバリが非常にうまかった。
ー役割の説明は、みなさん自分の言葉を使って、説明していたのがよかった。
ーテーブルトピックスマスタマスタは、雰囲気をつくるのが上手。バタついた雰囲気を落ち着かせた。ゲストへテーブルトピックスを当ててほしかった。
論評者のSkさん:多くの聞き手が感じているところをうまく伝えていた。
論評者のTaさん:「問いかけ」が必要というのはベテランらしい
論評者のNsさん:いつも優しい語り口。スピーカに遠慮されている?もう少し踏み込んでもいいのかも。
<ベスト賞の発表>
ベストテーブルトピックス賞は、Srさん
ベスト論評賞は、Taさん
ベストスピーカ賞は、Bhさん
ゲストの方には、「活発な例会でよかった。総合論評がすばらしかった」との感想を頂きました。
今夜も充実した2時間を過ごすことができました。
このブログを読んで、少しでも興味を持った方は、ぜひ一度参加頂ければ幸いです。