合同例会に感じたトーストマスターズの魅力

 

今回は秋葉原クラブと合同例会を開催しました。

合同例会とは以前にもお伝えしましたが、クラブ交流のひとつです。
他校との「練習試合」、あるいは「合同コンパ」みたいなものでしょうか。

普段は別の地域で活動しているクラブが集まり、同じ活動を行います。

友人の友人と会ったり、食事をしたりというのは珍しいことではありませんが、コミュニティクラブ間で交流を行うというのは、ほかにもあるのでしょうか。
大人になるほどにこうした交流は新鮮で面白く感じます。

 

秋葉原クラブとの合同例会

合同例会で印象に残るのは、普段合わない人に会えること、
そして、普段とは違うモチーフや切り口に触れられることです。

今回面白かったのは、秋葉原クラブの方が行った最初のスピーチです。

 

タイトルは、「プロジェクトマネージメント」。
企業系の話かなと思いきや、メインは、オンラインで行われるロールプレイングゲームの話。
スピーカーは、このゲームに過去、昼も夜もなく没頭し、そのなかで100人規模のプロジェクトを指揮するなど、その世界では「神」と呼ばれるまでになったといいます。

この話のキモは、その「充実」した日々のプロジェクトと、現実世界でのマネージメンをつなげた点です。

 

現実世界では失敗と挫折を経験したというスピーカー。
その充実した過去を振り返り、「好きなことをしていないと仕事の質が落ちます。
だから、みなさんも好きなことしてください」
との結論を導きます。

 

響クラブにとって新しい発想であり、ユニークな視点の共有であったのではないでしょうか。

参加者の多さや例会に対する関与意識の違い、たとえば、響クラブではスピーチは黙って耳を傾けることが多いのですが、秋葉原クラブでは、合いの手を入れていた点も面白かったです。

 

合同例会のメリット

会社や学校がそうであるように、クラブにもそれぞれ培った文化があります。
人間はどうしてもあるやり方になれると、それを変えることは難しくなるもの。
文化の交流はそんな中で、新しい視点や考え方に気づかせてくれます。
そして、「あんなやり方があるんだ」「今度ああいうスピーチをやってみよう」という変化のきっかけが得られます。

 

こうした交流も、トーストマスターズクラブが各地域に存在するからこそ。
クラブの枠にとらわれない自由度と拡張性の高さは、トーストマスターズの特色でしょう。
もしもほかのやり方や新しい刺激が欲しい場合、まったく別の運営組織に入会しなくても体感できるのです。

今回はクラブ間による合同例会を紹介しましたが、たとえば、トーストマスターズであれば、他クラブの例会に個人で参加することも可能ですよ。

 

今夜のベスト賞です

ベストテーブルトピックス賞は響クラブのTさん。
ベスト論評者賞は秋葉原クラブのKさん。
ベストスピーチ賞は秋葉原クラブのOさんでした。
おめでとうございます。

次回の通常例会は6月12日です。

 

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【次回例会のご案内】

■第333回 通常例会
日時:6月12日(火)19:30 – 21:15
場所:
IKE・Biz としま産業振興プラザ 第3会議室

ご見学は無料です。メンバー一同でお待ちしております。
池袋響クラブの見学のお申し込みはこちらから

★トーストマスターズとは・・・・
スピーチを通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ非営利の国際教育団体で、全世界135カ国、33万人の会員が参加しています。日本には172のクラブがあり、約4000人の会員が所属しています。

★響トーストマスターズクラブとは・・・・
池袋で活動する日本語のトーストマスターズクラブです。第2・4火曜日に、19時30分から21時15分まで定例のミーティングを行っています。人前で話すことが苦手な方、コミュニケーションスキルを向上させたい方、私たちと一緒に学びませんか?ご見学大歓迎です!お越しをお待ちしております。