7月25日(火) 第312回例会が開催されました。出席者は25人、ゲストは6人も来てくれました。
トピックスは、準備スピーチの部で、アイスブレーカー(CC1)とCC10のスピーチが行われたことです。
CCとは、「コンピテントコミュニケーション」の略で、トーストマスターで最初にもらうスピーチマニュアルの名前。直訳すれば、“有能な伝達者になるためのマニュアル”となります。課題は10あり、アイスブレーカーを含むすべての課題をクリアすることが、トーストマスターにとっての最初の目標となります。
アイスブレーカーは、新しい仲間のデビュー戦で、不安いっぱいの初船出。一方のCC10は、スピーチマニュアルの最終課題。積み重ねてきたものの成果が試される時です。独特の緊張感は、スピーカーにこの場をうまく乗り切ってもらいたいという思いとどんなスピーチになるのだろうというワクワク感がもたらしてくれるもの。トーストマスターなら、誰もが刺激をもらえる価値ある瞬間です。それが二つ同時期に行われるなんて楽しくないわけがありません。
ふたつのスピーチの内容を簡単にご紹介します。
アイスブレークのスピーチテーマは、「自信」。
学生時代の自身の立ち位置を引き合いに出しながら、スピーチは展開します。自信を手にしたい、とは誰もが心に秘めた願望。人前でスピーチすることで、その自信を深めたいとのストレートな言葉が印象的でした。
CC10のスピーチテーマは、「決意」。
このスピーチのユニークなのは設定です。舞台は大口顧客が倒産したばかりの企業。共倒れを防ぐため、今ここにある危機とどう向き合うべきか。スピーカーは社長に扮し、聞き手を社員に見立てて訓示を示します。いわば問わず語りのように進められるスタイルは、このスピーカーが考えだしたスタイルで、今回で3回目。徐々に洗練されてきたスタイルは、CC10で言葉の重みをたたえた見事なスピーチとなりました。
そのほか、今夜の例会ではテーブルトピックスも準備スピーチも夏らしい話題がちりばめられました。お中元、高校野球、幽霊、夏を乗り切るための食事。熱中症対策や図書館の魅力。夏本番に向けて、気持ちが高められたと思います。
ベストテーブルトピックス賞はSさん、ベスト論評賞はNさん、ベストスピーカー賞はOさんでした! おめでとうございます!
ちょっと面白そうだなと思ったあなた!
★トーストマスターズとは・・・・
スピーチを通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ非営利の国際教育団体で、全世界135カ国、33万人の会員が参加しています。日本には172のクラブがあり、約4000人の会員が所属しています。
★響トーストマスターズクラブとは・・・・
池袋で活動するトーストマスターズクラブです。活動日は第2・4火曜日の月2回。19時30分から21時15分まで。自信をもって人前で話したいという方、プレゼンのスキルを向上させたい方、私たちと一緒に学びませんか? ご見学大歓迎です!