第447回 例会
2022年最後の例会は、新橋クラブとの合同例会となりました。
開幕
響クラブのT会長の開幕の言葉にもあったとおり、普段同じ時間帯に開催していることから、普段は交流することが難しい二つのクラブが、何十回にも及ぶメールのやり取りの果てに辿りついたのが、この合同例会です。
響クラブにとっては、会場がいつもと異なり、新橋クラブにとっては、外部テレビやカメラを使ったゴージャスなハイブリット例会となりました。
今夜の言葉
担当は、新橋クラブのNさん。言葉は「月冴ゆる」
俳句の季語などでも使わる格式高いこんな言葉をチョイスするセンスに痺れました。こんな洒落た言葉を会話にさらっと混ぜて喋れると格好良いですよね。
計時係
担当は、響クラブのNさん。ノントーストがいない例会でしたが、丁寧に各セクション毎の時間を細かく話されてしました。オンライン参加者にもカードを忘れずに見せて時間管理を怠りませんでした。
集計係
担当は、新橋クラブのSさん。「卓越したスピーカーを選ぶ」という役割説明が良く、現地参加、オンライン参加の両方に向けて集計方法をしっかり説明されていました。
えーとカウンター係
担当は、響クラブのTさん。役割の説明だけでなく、「例会の開幕直後から」と、いつからカウントしているかを、説明しているのがユーモラスでした。また、新橋クラブのKさんが何故えーとが少なかったのを細かく分析されていて報告されていたのは、さすがベテランでした。
文法係
担当は、響クラブのIさん。月を見上げるような仕草のあと「月冴ゆる夜」という今夜の言葉を使った挨拶に始まり、ちょっとした言葉、仕草から王者の風格が溢れていました。
報告のときは、普段、良かった文法ばかり話される傾向が高い中、「させていただく」「方で」といった間違った使い方を指摘されていました。他にも、スピーチ内容に至るまで良かった点などを挙げてくさり、文法係に留まらない活躍でした。
記録係
響クラブ担当は、はい、私Tです。役割の説明そのものを忘れるというポカをしたましたが、新橋担当のNさんが、掲載するメディア(Facebook、ブログ)、写真撮影がNGの場合の説明など、きちんと説明されていました。
トピックマスター前半
スピーチ前は、響クラブのIさんが担当。お題は2022年を終えるにあたってのもの。「目標にたいしてどうだったか」「びっくりしたこと」「一番嬉しかったこと」といったものでした。皆さん、興味深い回答ばかりでした。
Iさん仕事で参加できるかどうか分かない中、頑張ってかけつけてくれました。不運は重なるもので、ネットの接続が不安定で、あの冷静沈着なIさんが、パニックってる姿が伺えるレアな場面に遭遇できました。
トピックマスター後半
スピーチ後は、新橋クラブのMさんが担当。松任谷由美の「恋人がサンタクロース」山下達郎の「クリスマス・イヴ」などクリスマスソングの歌詞に因んだお題を出されていて、引っ張り方に凝っていました。回答も、前半に劣らず面白い回答ばかりでした。
スピーチ一人目
スピーチ一人目、は響クラブのSさん。「助けてもらうということ」というタイトルで、仕事で体験を交えながら、とても為になるスピーチをしてくれました。
スピーチ二人目
スピーチ二人目は、新橋クラブのKさん。「メンターとは?」というタイトルで、いくつもの図や表を使ったプレゼンのようなスピーチをしてくれました。
論評者一人目
論評者一人目は、新橋クラブのMさん。スピーカーにしっかり向いて話され、全員に共感を揉めるときは、全体を見て話されるなど、手振り、頷きを交えながら、説得力のある論評をされていました。改善点を挙げて、その修正のための提案内容を、時間を割いて細かく説明されていたのが印象的でした。
論評者二人目
論評者二人目は、響クラブのOさん。普段から論評にも定評のあるOさんですが、今日も時間内によく纏められたスピーカーだけでなく、他の聴衆にも分かりやすい論評でした。そして、にこやかにモチベーションが上がるように改善点を述べていました。
今夜のトーストマスター
今夜のトーストマスターは、新橋クラブのNさん。合同例会という重責の中、アジェンダを脇に抱えられて、見下ろしたり、胸を張って進めるのとは違った、また別の柔かく進めていくような進行振りを見習いたいと思わされました。
ベスト
- TT前半:ゲスト参加のAさん
- TT後半:ゲスト参加のMさん
- 論評:響クラブのOさん
- スピーチ:響クラブのSさん
という結果でした。
感想
ということで、始まるまえは設備のセッティングのどたばたがあり、5分遅れでの開始となりましたが、無事にこうして成功裏に終えることができました。
スピーチ、論評といった花形の役割だけでなく、それを支えるヘルパー一つ一つにも、まだまだやれることを知れる、そんな初心を思い出させてくれる例会でもありました。
コロナということで、交流が難しくなっていますが、年末最後の例会に、通常例会だけでは得がたい多くのものを得ることが出来ました。