数年振りの居酒屋での新年例会!

第448回例会(新年例会)

3年ぶりの行動制限のない年末年始。今回はなんと4年ぶりにいつもの会議室を離れ、響クラブのホームタウン、池袋西口で個室を貸し切り、オンラインと繋いでの「新年例会」を開催しました。

まず、TA会長からの新年のスタートを飾る挨拶で例会は始まりました。
今回のTMOE(今夜の総合司会)は、私、NSです。

<今夜の言葉>
今夜の言葉は、参加者が例会中にその言葉を積極的に盛り込み、発言することで、意味や用法を再認識し、語彙を増やしていくことを目的としています。

担当は、休会明けで、今夜が約1年ぶりの例会復帰となったITさん。
新しい年を迎え、益々、響クラブを盛り上げていこうということで、「益々」という言葉を発表いただきました。
その意味や用法についても解説があり、「益々」はポジティブな内容で使う言葉であるということ。また、漢字の「益々」とひらがなの「ますます」の使い分け方なども紹介いただきました。

そして、例会中にスピーチの時間などを計る「計時係」はITさん。一番優れたスピーカーに対する投票を集計する「集計係」はNHさんに担当いただきました。

<テーブルトピックスの部>
テーブルトピックスはその場で出されたお題に対して、お題ごとにその場で1名が指名され、即興でスピーチを行います。(各お題、制限時間:1分~2分+30秒)

今夜のテーブルトピックスマスター(お題の出題者)TAさんから新年最初の例会ということで、2022年、そして、2023年にまつわるお題をいただきました。
お題と回答者は以下のとおり。

お題①:「2022年、がんばったこと」
回答者:IMさん

お題②:「2022年、思い出に残っていること」
回答者:ITさん

お題③:「2023年、期待していること」
回答者:ITさん

お題④:「2023年、やってみたいこと」
回答者:IYさん

お題⑤:「あなたの開運の方法」
回答者:ゲストのIMさん

お題⑥:「褒められてうれしいこと」
回答者:NHさん

回答者の皆さんが制限時間内で、とても興味深く内容の濃い即興スピーチを披露されました。聴く側も楽しくて知識も増えるテーブルトピックスでした。

<パネルディスカッションの部>
続いて、来る「日本語スピーチコンテスト」に向けて、コンテスタントを増やし、勝てるスピーチ、心に訴えるスピーチを作り上げることを目的として、「コンテストスピーチ・準備スピーチを考える」をテーマに、パネルディスカッション形式での意見交換を行いました。

スピーチコンテストでは、クラブ内コンテスト→エリアコンテスト→ディビジョンコンテストの順で代表選考を行い、全国大会で最終決戦を行います。
まずは、コンテストがどのように開催されるのか、コンテスト運営の経験も豊富なSYさんから情報共有いただき、質問にも回答していただきました。

その後のディスカッションの中で出された議題やスピーチでの大切なことは以下のとおり。(主な内容)

・スピーチのテーマは自由だが、その人ならではの、みんなが知らないような話題を、自分の言葉で話すことが大切
・経験や立場に基づく、この人が言うのならそうだよね、という納得感、信頼感が説得力あるスピーチにつながる
・その話題は熱意をもって話すことが出来るものであるか
・聴衆や審査員には、いろいろな立場の人がいるが、全員にまんべんなく刺さるような話題にするべきか
・スピーチの構成で谷間や山場を作れているか
・スピーチの導入部分で一気に聴衆の心を掴むことが大事
・文章を短くして、間も上手く使って、わかりやすく
・ユーモアを交え、聴衆をリラックスさせ、楽しませる
・コンテストというイベントをスピーカー自身も楽しむ
・スピーチに会話を盛り込む
・同じ素材でも見せ方や表現を変えれば全く違うものになる
・メッセージを固め、何を言いたいかの軸がしっかりしていれば、あとは肉付けするだけ
・原稿が出来たら練習に練習を重ねて原稿を完全に覚え、スピーチの時は原稿を思い出しながらではなく、その場を楽しんで話す
・完全オンラインか会場かによって、スピーチの作り込み方も変わってくる

1月24日はクラブ内コンテスト、2月26日(日)は響クラブが日本語スピーチコンテストの運営を担当する、エリアコンテストが予定されています。
全国大会優勝という大いなる目標に向け、我らが響クラブの代表がまずはエリアコンテストを突破することを願っています。

<論評の部>
パスウェイズ(教育プログラム)レベル5:「パネルディスカッションの司会」のNSの対する論評
論評者:SYさん

SYさんからは、パネルディスカッションのテーマ設定はタイムリーでもあり良かったものの、テーブルトピックスではなくパネルディスカッションなので、一つの話題ごとにもっと深堀りが出来ていたら、議論もより深まったのではないか、というフィードバックをいただきました。
トーストマスターズには先生はいません。論評による会員同士のフィードバックが、改善、成長へと繋がっていきます。

最後に、TA会長による閉会の挨拶で、新年最初の例会も無事終了となりました。

今回は場所を変えての新年例会でしたが、通常の例会では、計時係、集計係、えーとカウンター、文法係、記録係など、例会ごとに各役割担当がアサインされ、例会のスムーズな進行をサポートしています。
例会のはじめには、各担当が役割についての説明、注意すべき点についての説明を行っていますので、はじめて見学される方にも、例会の流れをつかんでいただきやすくなってます。

テーブルトピックス(即興スピーチ)をはじめ、トーストマスターズでは、突然の指名にも、その場で話しの内容を組み立てて、結論(主張)にまでもっていくという、とっさの対応力を鍛えることもできます。
また、準備スピーチを考えたり、スピーチに対するフィードバックを繰り返し行うことで、理解力、要約力、スピーチの構成力を身につけることもできます。

このブログを読んで、少しでも興味を持たれた方は、ぜひお気軽に、右上の「見学はこちら」を押してみてください。
もし、池袋が生活圏でなくても、オンラインでの見学、参加も可能です。

会員一同、心より、あなたのお越しをお待ちしております。