ついに…この時が来てしまったんであおーげばーとおとしうとしー、わが師のおんー♫1ということで、今期I会長の最後の例会となりました。でもって、今夜の言葉2はこれしかありませんね、YいやI夫人が選んだのは 感謝 。感謝は強要されるものでありませんが、だからこそ忘れずにいたいものですね。
次回からは心機一転、新しい会長のもとで例会が開催されることになります。あっという間の一年だった気がします。自分が広報担当を任されて一年経つわけですね…次回からは新しい広報担当が、例会報告を書いてくれるわけです。今後とも、このサイトといいますが、ブログ、例会報告を宜しくお願いします。
今期最後の例会を支えてくれた役割の方を紹介します。
まず、計時係は、来期もバリバリトーストマスター命で頑張ります、平成JUMPを狙うSさん。
集計係は、内定もらったのであとは卒論を出すだけのSさん。
えーとカウンター、Iさん、お願いできますか?のお願いに、「えーと了解です」と茶目っ気のある答えをしてくれたIさん。 そして、文法係は定時後に仕事を頼まれ、10分遅刻するも、ギリギリで間に合ってしまったKさん。
今日はそんな今期最後の例会ということありつつも、入会式、年間表彰、躍進就任式と盛り沢山なプログラムのため、即興スピーチのテーブルトピックもなく、スピーチが二本だけとなります。
「和風ミュージカル『能』の魅力」
前回、能楽の高砂を披露してくれ、その特技の片鱗をちらりと見せてくれたOさん。今日は、シン・ゴジラの動きが、能楽師・野村萬斎の動きをモーションキャプチャーして作られたところから始まり、ガッツリと能の魅力について、タップリ語ってくれました。
声の出し方、舞の所作の美しさ、大学からやったことにより、渋い声を出しやすくなったこと、姿勢が良くなり身長が伸びたことなど、敷居が高いと思われがちな能ですが、今度見てみようかなと思わせるスピーチでした。そういえば、ビックイシューNo.358に能楽師の津村禮次郎さんのインタビューが載ってました。興味あるかたは声かけて買ってみましょう、バックナンバーもだいたいあります。
「『日本は刑事訴訟における被疑者の取調べ及び弁解の機会に弁護人を立ち会わせる権利を刑事訴訟法に明記すべきである』」
恐らくこれまでスピーチの中で最長記録ではないでしょうか、こんな難しそうなスピーチする人はこの人しかいませんYさんです。人が物事を理解するということについてです。どうしてこれは理解できるのに、あれは理解できないという疑問から始まり、数学の定理、議論学、ディベートに興味が移っていったりしたそうです。
取調べにおける弁護人立ち会いについて、肯定側、否定側それぞれの位置になって立証をしていくなかで、知っていることを繋げることが、理解なんだと思ったそうです。脳科学の論文を読むと、脳のシナプスが繋がることと理解することに違いはないそうです。話の通じない人は事柄を、物事を分けて、繋げられないから、理解できない。では、認識を広げることは本を読むだけではできない、生の体験をするが必要である。別の世界に広げていくには、寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」ということです。
非常に面白いスピーチでしたね。理解についての考察、認識を広げかたについては、なるほど、と思うものが多々ありました。取り調べの可視化については、河合幹雄が雑誌サイゾーなどの記事で語ってくれたりしています。個人的にこの著者の書籍や(終わっちゃったけど)連載・法痴国家ニッポンは面白いです。
ということで今期最後のスピーチが終わりました。その後、今日、初めての論評をしてくださったKさん、とても丁寧で細かい論評だったと思います。そして、Iさん、Yさんのスピーチの良かった点、そして味がありながらも、こう改善したら良いのではないか、という点を的確に論評してくれました。
そして、総合論評ということでI会長自ら例会を締めるに相応しい温かい総括をしてくださいました。えーとカウンターのIさん、I会長の癖を見抜く指摘、今後、I会長のえーとは激減すると思います。そして、文法係のKさん、今日はやるつもりなかったと言いつつも、接続詞の使い方から韻踏みといった相変らず微に入り細を穿つピックアップでした。
今夜のベスト賞を発表します。
ベスト論評賞は、今期実は一回しかやってなかったという論評だったというIさん。
ベストスピーチ賞は、実は連続しての受賞、受賞率100%という記録を作ってますOさんです!! おめでとうございます。
次に会員担当Sさんの最後の仕事として、Hさんの入会式がとり行われました。プログラムの最後にやることが多いため、いつもはどうしても慌しい進行になりがちでしたけど、今日はゆったりとできました。
教育担当Iさんに司会が移りまして、年間表彰が行われ 44枚もの賞状が送られました。
- 年間最多ベストテーブルトピック賞はSさん
- 年間最多ベスト論評者賞はTさん
- 年間最多ベストスピーカー賞はNさん、I会長
皆さんおめでとうございます!
最後のプログラム、来期役員の就任式が無事行われ、次回例会からはこの新体制で行っていくことになります。
来期の響クラブもよろしくお願いします。
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【次回例会のご案内】
■第363回 通常例会
日時:7月09日(火)19:30 – 21:15
場所:IKE・Biz 6階 第2会議室
★トーストマスターズとは・・・・
スピーチを通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ非営利の国際教育団体で、全世界135カ国、33万人の会員が参加しています。日本には172のクラブがあり、約4000人の会員が所属しています。
★響トーストマスターズクラブとは・・・・
池袋で活動する日本語のトーストマスターズクラブです。第2・4火曜日に、19時30分から21時15分まで定例のミーティングを行っています。人前で話すことが苦手な方、コミュニケーションスキルを向上させたい方、私たちと一緒に学びませんか?ご見学大歓迎です!お越しをお待ちしております。