本格的な秋に突入といった感じになりました。コロナも長い緊急事態宣言からの解除という明るいニュースが流れる中、第417回例会はZoomでの開催となりました。
今回は、エリアディレクタのIYさんがゲスト参加されました。
●今日の言葉(SDさん)
「復活」
人生を復活させたい。好きな流行を復活させたい。といったたくさんの使い方のある言葉ですね。
司会進行はTMOEのTAさんです。いつもにこやかな笑顔、やわらかい雰囲気づくりが特徴です。虫の声が聞かれ、もうすっかり秋になったとおっしゃっていました。
●テーブルトピックス(SHさん)
テーブルトピックスは即興スピーチ力を鍛えます。SHさんは、ちょっとひねりが加えられたトピックスで楽しませていくれます。今回のお題は4問でした。
①緊急事態宣言中に印象に残ったことを教えてください。
②リモートワークで買ってよかったというITグッズは?
③落合監督は非情である。結果を出すが非情なリーダと、その反対に温情にあるれるリーダのどちらがいいですか。
④コロナが明けたら、いちばん行きたい食事の店は?
さて与えられた時間は、1分から2分半、あなたならどう答えますか?
テーブルトピックスが終わると、次は準備スピーチです。みなさん、1か月近くかけて準備を行い、スピーチを披露します。
●準備スピーチ1
課題:プレゼンテーション熟達L2、自分のコミュニケーションスタイルを理解する。
タイトル「自分のスタイル」
Pathwaysでのコミュニケーションスタイル診断では、直接的なスタイルが一番点数が低かったというNHさん。前職の企業では、社用携帯が支給されず、私用携帯で短時間に話す癖が身についたという。Pathwaysには、診断後、どう改善するかは書かれてないが、例会での論評を大切にして、自分のスタイルを成長させてくれる大切なものというスピーチでした。
●準備スピーチ2
課題:動機付け戦略L3、聴衆を奮い立たせる。
タイトル「かけがいのないもの」
なんとスペイン語も勉強されているBHさん、知人にスペイン語を教えてほしいといういわれ、教え始めたところ、相手はよくキャンセルしなかなか勉強が進まない。そんな人が多いそうです。BHさん自身は忙しくても、コツコツと毎日勉強を重ねたことでステップアップの転職に成功し、今の自分があると。
誰でも何か才能があるはず、それを磨くことで、悔いをのこさないことが人生ではないか。自分の才能を探そう、そうすれば世界はもっとすばらしくなる。というメッセージでした。
●準備スピーチ3
課題:革新的な企画立案L2、聴衆と気持ちを通わせる
タイトル「ポジティブなんか知ったことじゃない」
キャッチーなタイトルで、スピーチが始まる前から興味津々でした。ポジティブ志向とは真逆の考え方の自分、ポジティブシンキングで世界はよくなるという啓発本を読んでも納得できない。ちょっとしたことで過去の失敗を思い出してしまう、過ぎたことを悩んでしまう。欠点はばねにすることができる。自分には幸運が不幸になるし、不幸は幸運になるという考えのほうがしっくりくる。そんな自分自身の考え方を変えることができたのか、結果は次回のスピーチを乞うご期待!
どうでしょうか、どのスピーチにも個性があり、聴衆を飽きさせません。
●論評と総合論評
トーストマスターズクラブでは、先生がいません。お互いのスピーチを論評という形式でよかった点、改善したほうがいい点を発表しあいます。それを参考に次回のスピーチにつなげていきます。さらに、総合論評者が論評に対する論評も行います。論評自体の上達だけでなく、あらたな視点、気づきが得られます。
●表彰
毎回、テーブルトピックス(TT)、準備スピーチ、論評に対して、一番良かった人をみんなで投票します。ベスト賞に選ばれると、やはりうれしいものです。
ベストTT賞:IYさん
ベストスピーカー賞:TKさん
ベスト論評賞:OSさん
いかがでしたでしょうか。次回の例会では、初めての試みとして、ビブリオバトル(知的書評合戦)を計画しています。ビブリオバトルって、みなさんご存じでしょうか。発表者は自分がおもしろいと思う本について5分間語ります。その後2-3分間の質問に答えます。複数名の発表者の中から、紹介された本が読みたいと思った人を選びます。
読書の秋です。いつもの例会には無い企画を入れます。
どうでしょうか。少しでも興味を持たれた方は、ぜひ見学にいらしてください。Zoomですので、日本全国どこからでも参加できます。