みなさん、こんばんは。
今例会では、前回に引き続き入会式があり、新たに1名の仲間が増えました。
また、ゲストがなんと7名も来てくれました。
新しい人が参加してくれると、そのたびに普段とは違う新鮮な空気が味わえて楽しくなります。
今回のトピックスは、スピーチしやすい場づくりです。
アクションをとってくれたのは、今夜のTMOE(司会者)のSさん。
Sさんは複数のクラブに所属しているので、
その経験のなかから響クラブにとって役立つアイデアをいつも紹介してくれます。
今回Sさんが例会の冒頭にしてくれた提案は、こういうものでした。
例会中に「今夜の言葉」が使われたら、みんなでテーブルをノックしましょうというもの
(今夜の言葉とは、例会冒頭に担当者から発表される言葉です。
メンバーは例会中の発言にこの言葉を組み入れることが推奨されています。ゲーム的な要素です)。
ちなみに今夜の言葉は「千差万別」です。
誰かが「千差万別」を使うたび、みんなでテーブルをノックノック。
発する人は、そのノックの響きを楽しみ、ノックする側も言葉を聞き逃さないように集中します。
遊びの要素もあり、にぎやかな空気が生まれました。
Sさんはこれ以外にも、スピーカーの発言には、大きなリアクションをとりましょうと提案されました。
大きくうなづく、笑う、大きな拍手を送る。意図するところは、スピーチをしやすい場づくりです。
みなさんは、お笑い芸人が、「今夜のお客さんは重いな」といった感想を聞いたことがありませんか?
あるいは「今夜のお客さんは優しい」など。
パフォーマンスをするうえで、お客さんの反応は大きく影響するもの。
リアクションが大きければ、パフォーマンスするほうの気持ちも高まります。
これはスピーチにおいても同様。
むしろ素人である私たちほど、後押しの影響は大きいかもしれません。
誰だって静まり返った場で話すより、ささいなことでもビビッドな反応を示してくれるほうが話しやすいですよね。
今回の提案は、まさにスピーカーの緊張をほぐし、
みんなが自分のスピーチを集中して聞いてくれていると感じられる空気を作っていこう
という呼びかけだったと僕は思います。
響クラブでは、今後もこうしたスピーカーを後押しする場づくりを継続していきたいと思います。
そうすれば、響クラブでスピーチする人はみんないいパフォーマンスができるようになるし、
もっとこの場で話がしたいと思う仲間も増えるような気がするのです。
ぜひ遊びにきてください。
今夜の例会をざっと振り返ります。
テーブルトピックスでは、台湾に旅行に行ったばかりというYさんが司会者。
旅行でみつけた発見をモチーフにユニークなお題を出してくれました。
準備スピーチの1本目は二十代前半のSさんのスピーチ。高血圧予防がテーマです。響クラブのメンバーは30代40代が中心なのですが、彼からしたらみな高血圧に悩む年齢なのでしょうか。そんな違和感を覚えつつも、参考になることの多いスピーチでした。
2本目は逆にアラフォースピーカーが自身の世代をテーマに話したスピーチです。彼はロストジェネレーションと呼ばれる世代。そんな世代はどんな青春時代を送ってきたのでしょうか。就職氷河期や晩婚化など、自身の実体験を踏まえつつ、ユニークな考察を話してくれました。
3本目は、トーストマスターズで配布されるマニュアルの使い方を説明するスピーチ。新しいメンバーが増えたためです。トーストマスターズの仕組みから、マニュアルの活用法を伝える中でも、歴代会長の取材を交えたことで内容にアクセントがつきました。
4本目は箱根駅伝の往路期間およそ100キロを実際に歩いたというスピーカーの話。箱根歩きの魅力を語ってくれました。風景の味わいや目的を達成したときに得られる充実感など、実感たっぷりの語りは聴衆の興味を引いたようです。
以上。今回の参加者は23名でした。
今回のベスト賞を発表します。
ベストテーブルトピックス賞はOさん、ベスト論評賞はI.M.さん、ベストスピーカー賞はI.T.さんでした! おめでとうございます!
次回は、12月12日。クリスマス例会となります。参加する人にはひとつお願いをしています。クリスマスをイメージさせるものを身に付けてきてください。セーターでもピアスでもなんでもいいですよ。
ちょっと面白そうだなと思ったあなた!
★トーストマスターズとは・・・・
スピーチを通してコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ非営利の国際教育団体で、全世界135カ国、33万人の会員が参加しています。日本には172のクラブがあり、約4000人の会員が所属しています。
★響トーストマスターズクラブとは・・・・
池袋で活動するトーストマスターズクラブです。活動日は第2・4火曜日の月2回。19時30分から21時15分まで。自信をもって人前で話したいという方、プレゼンのスキルを向上させたい方、私たちと一緒に学びませんか? ご見学大歓迎です!